THE SYMBOL
OF JAPANESE ANIME
REVIVING ANIMATION CELS
OF JAPANESE ANIME
REVIVING ANIMATION CELS
アニメの象徴
セル画を
式年遷宮する。
かつて、アニメは“セル画”を用いて作られていた。
専門の塗料と職人の手作業で丁寧に描かれることで、
作品は温度を帯びて、キャラクターには魂が宿る。
そんな当時のアニメの象徴とも言えるセル画は、
20年前、アニメ現場のデジタル移行によって姿を消した。
対して、三重の伊勢神宮には“式年遷宮”という風習がある。
次の世代へと技術の継承を目的に、
20年に一度、社殿を刷新し続けているのだ。
日本には、失われてはいけない技術と文化がある。
時代の流れに淘汰されたセル画も、その1つではなかったか。
より多くのアニメファンが世代と世界を超えるために。
20年の歳月を経て、セル画を新たな姿で蘇らせる。